『ONE PIECE』を新作演目として上演する「スーパー歌舞伎」(正確には、「スーパー歌舞伎Ⅱ」)があるように、演歌にだって“スーパー演歌”があってもいいような気がする。

「永遠の1秒/ふるさとの景色」(日本クラウン)
「永遠の1秒/ふるさとの景色」(日本クラウン)
 そんなことを感じさせる超新星・原田波人(20)が、2022年1月に演歌界に送り出された。デビュー曲「永遠の一秒」の晴れやかな歌謡感は、19歳の歌唱とはとても思えない色気でリスナーを魅了する。

「イケメンと映画」をこよなく愛する筆者・加賀谷健が、演歌ならざる“スーパー演歌の花道”を歩む原田波人を紹介する。