◆我慢して座る姪っ子を見るのが辛すぎる
父親だけが帰省したくない背景にあるわけではない。筆者には2つ上の兄がおり、幼稚園に通っているまだまだ小さい姪っ子がいる。物心がある程度ついている様子の姪っ子は、もうしっかり会話もできる。
基本的に帰省した場合、筆者、両親、兄、兄のパートナー、姪っ子というメンバーになる。当然、大人の割合が多く、大人同士の会話が9割以上を占める。ただ、姪っ子にも気を使って筆者や両親も時折姪っ子に話を振る。とはいえ、姪っ子は「話すより身体を動かしたい」と思っており、じっと座ってダラダラ話すことは子どもにとって苦行でしかない。
姪っ子はとてもよくできた子どもだ。我々のつまらない話を我慢しながら聞き、じっと大人しく座って何かを食べている。それでも、じっとすることにストレスを抱えながら、必死に我慢している姿を見ていると心底しんどくなる。姪っ子の気持ちになって「大人の都合で開催された居心地の悪い空間に来させられて可愛そう」と思ってしまう。
一応、姪っ子と別の部屋で一緒に遊んでみたが、体力的に30分が限界。結局姪っ子の不満解消には貢献できなかった。
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