## アラサー女子がすべきなのは「ゴールを決めること」
(撮影=森口新太郎)
 
> ーー確かに、お金を貯めること自体を目的にしている人も多いです。 お金があれば何でもできるというのは間違いで、お金はあくまでツールの1つなんですよ。よくお金を貯めるのが趣味という人はいますが、その先には必ず目的があるはずです。「ブランド品が欲しい」「旅行に行きたい」「結婚したい」「子供を育てたい」など、お金を貯めるという行為の先にはそれぞれのゴールが設定されています。
目的が定まらない人は、OL時代の私のようになんとなく仕事をしてなんとなくお金を貯めて、そして何かあればそのたびに貯金を崩していくことになります。「何ものになりたいのか」「何をしたいのか」そう悩んでいる人は、まずは「目的」を書き出してみることから始めましょう。それが自分の経験から学んだことです。
 
> ーー「知識」についてはどうでしょうか?どこまで学べばいいのかも難しい気がしますが。 皆さん完璧主義になりすぎなんですよ。たとえばまつげのエクステをするのに、「どういう糊を使うのか?」なんて知らなくてもいいと思うんですよ。まずはやってみて、自分の思うスタイルじゃなければお店を変えてまた試せばいいだけです。
投資も最低限の知識さえあれば、細かい知識は必要なく、あとは「目的」に向かって突き進むだけです。しかし、それができない女性は少なくありません。
新連載では、女性たちの具体的な夢や目標がたくさん登場します。リゾートに行きたい、ブランドバッグが欲しい……。私は、「自分だったらこうするのにな」という視点から、その夢を叶えるためにどうお金を動かすといいかアドバイスします。連載を通じて、女性たちに夢や目標を叶える楽しさを伝えたいですね。
 
> ーーありがとうございます!夢を叶えるための投資って素敵です。インタビュー後編では、久富さんご自身の夢を叶えるためのお金のプラン。ズバリ、ポートフォリオを伺います! (後編へ続く)
##  新連載は8月29日スタート!
連載『美人投資流 この夢、どう叶える?』

久富さんの新連載「美人投資流 この夢、どう叶える?」は8月29日にスタートします。30代の女性のリアルな夢を紹介し、久富さんが「私だったらこうするのに」という視点でアドバイス。お金の知識だけではなく、どう時間をつくっていくか、など夢を叶えるための具体的な方法がよくわかります。夢をどうやって叶えるか、一緒に考えていきましょう。

今回、お話を伺ったのは

久富 有里加さん
1986年東京都港区生まれ。大学卒業後、大和証券に入社し社長賞受賞。楽天証券、キッズラインを経て2018年から「美人投資ファイナンシャルプランナー」として独立。東京オリンピック開催までに金融を義務教育にするプロジェクトを推進中。誰もが平等にお金の正しい知識を身につけられる社会にし、お金を必要以上に恐がらず若者がチャレンジできる世の中にすることが目標。2018年6月18日、WAVE出版より『お金は美人をつくる美容液』出版。

文・くすい ともこ(DAILY ANDS編集長)/DAILY ANDS

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