◆冷蔵庫が余分なものでパンパンなのはダメ。ずぼらさんこそ、スッキリさせるべき
冷蔵庫を空っぽにしてからスーパーへ買い物に行くのが私のルーティンですが、空っぽというのは、文字どおり本当に“すっからかん”の状態のこと。我が家の冷蔵庫には、いつ開封したのか定かではない焼き肉のタレやエスニック調味料とか、いただきものの瓶詰めや佃煮といった類のものは一切ありません。冷蔵庫には、数日で食べ切る生鮮食品“だけ”を入れているからです(冷凍庫には若干、保管用の食材も入っていますが……でも1か月以内には食べ切っています)。
インスタグラムやユーチューブで我が家の冷蔵庫のなかをお見せする動画を配信したことがあるのですが、あまりにもスッキリと片付いているせいか「もっとずぼらな冷蔵庫が見たい」と視聴者さんからいわれてしまうほど(笑)。
でも、ずぼらさんこそ、冷蔵庫はスカスカのほうがいいんです! 扉を開けてパッと見ただけで今あるものとないものとが一目瞭然だから、ものを探す手間がありません。スーパーに行ったときに「きゅうりってまだあったっけ……?」などと迷ったり、ダブって買って食材をムダにするようなことがなくなります。
そして何より、週に2回は空っぽにしているので(空っぽにしてからスーパーへ)、そのときにサッと拭けば、ピカピカの庫内を保てるんです。ものがぎっしりと詰まった冷蔵庫だと、庫内を掃除するのってひと仕事ですよね。スカスカだからこそ、ずぼらでもキレイが保てるんです。
不思議なことに、冷蔵庫がスッキリすると体もスッキリしてくるんです。もっといえば、冷蔵庫がスッキリしてくると、キッチンとか部屋とか広いエリアにも相乗効果が現れて、スッキリと片付いた部屋に変わってくるんです。私自身がそうでしたし、ダイエットに成功した会員さんからも同じ体験談をよく聞きます。
今までの章で、ストレスはダイエットの敵だと繰り返し解説してきました。冷蔵庫のなかがごちゃごちゃとしていて機能的でなく見た目にもよくない状態って、たとえそんな自覚はなくても、それで日々ストレスを感じてイヤな思いをしているんです。だから、思い切って一度、冷蔵庫の大掃除をしてみてください。