一人暮らしをしていると家事に意外と時間をとられますが、時短家電を取り入れることで時間を有効活用できます。今回は、一人暮らしの学生や社会人にぴったりの時短家電を3つ紹介します。お金で時間を買うことで、20代の貴重な時間を大切に過ごしましょう。

一人暮らしこそ導入したい時短家電

大学進学や就職を機に一人暮らしを始め、家事の負担に悩まされている人は多いのではないでしょうか。

自分の時間をゆっくり持ちたいのに、掃除や洗濯、料理に追われている。休日にまとめて家事をするのがストレス。そんなときは、時短家電を活用しましょう。

時短家電というと共働き夫婦のイメージがあるかもしれませんが、最近では大学生のうちから時短家電を積極的に取り入れる人も増えてきています。通常の家電に比べて初期費用が多少かかるとしても、家事に時間をとられなくなるメリットは想像以上に大きいはず。

貴重な時間を無駄にしないためにも、必要に応じて時短家電を賢く使いましょう。

お部屋を常に清潔に保てる「ロボット掃除機」

(画像提供:cba/PIXTA)

ロボット掃除機は、障害物を感知しながら自動でお部屋の掃除を終わらせてくれます。自動で充電器まで戻る機能がついているため、スイッチひとつで掃除が終わります。圧倒的に知名度が高いのはiRobotのルンバですが、最近ではほかにもさまざまなメーカーからロボット掃除機が発売されています。

外出している間に掃除を完了させたいなら、アプリで操作できるタイプを選びましょう。また、コードの絡まり防止機能がついていると、完全放置で安心して掃除を任せられます。必要に応じて、「バーチャル壁」を設定して掃除の範囲を決められるタイプや、水拭き機能があるタイプを選ぶのもよいでしょう。

価格は3万円から7万円程度が一般的ですが、高性能なものだと10万円を超えるものも。最近では2万円以下の商品もありますが、コードの絡まり防止機能がついていなかったり、アプリで操作できなかったりするため、機能にこだわりたい人には少し物足りないかもしれません。ただ、休日にリモコン操作して目の届く範囲で使う程度なら問題ないでしょう。

高性能のロボット掃除機を安く手に入れたいなら、アマゾンのタイムセールやメルカリを活用するのも1つです。

洗濯のストレスから解放される「乾燥機付洗濯機」

(画像提供:Satoshi KOHNO/PIXTA)

洗濯そのものは苦にならなくても、濡れた洗濯物を干す作業にストレスを感じる人は多いのではないでしょうか。靴下や下着などを1つ1つ干していると思いのほか時間をとられます。また、雨が降ったときにうっかり洗濯物を取り込むのを忘れてしまい、頭を抱えた経験は誰しもあるでしょう。

乾燥機付洗濯機なら、そんなストレスから解放されます。洗濯機に洗濯物を入れ、ボタンを押せば、洗濯から乾燥まですべての工程を自動で行ってくれます。

「風アイロン」機能でアイロンがけの手間を減らすものや、「おしゃれ着コース」があるものなど、各メーカーから特徴的な乾燥機付洗濯機が発売されています。

一般的な洗濯機が4万円から8万円程度なのに対し、乾燥機付洗濯機は10万円から20万円程度とややお高めですが、手間やストレスが大幅に減ることを考えれば、導入を前向きに検討したいところです。機能を比較し、価格と相談しながら自分のライフスタイルに合うものを選びましょう。