「該当する皇族は生身の人間。その人たちがそれによってどういう状態になるのか、(略)宮内庁の然るべき人たちは、その人たちがどういう考えを持っているかを知っておく必要がある」

 この発言は大きな波紋を呼んだと新潮が報じている。

 これは秋篠宮家を知る関係者によれば、

「今回のご発言は一見して宮内庁に苦言を呈された格好になっていますが、殿下は宮内庁が政府の一機関に過ぎないことは重々ご存じ。ご発言の真意は、ご自身や佳子さまのお気持ちを把握しないまま協議を進めていく与野党の政治家、そして、その立法府から報告を受ける政府への“痛烈なご批判”に他なりません。新たな制度が作られつつある裏で、当事者が抱く思いを世間に知ってほしいと考え、あえて“身内”たる宮内庁の名を挙げてアピールされたのです」

 佳子さんと“別居”生活をしているのも、「いずれはこの家から出ていくであろう(略)娘たちの部屋をそこに用意すること自体がある意味無駄になる」という考え方からだそうだ。

 そうだとすれば、皇室としてはかなり思い切った発言だが、そこまで踏み込んでも、皇室の人間の将来を何も考えない政治家たちは、数合わせさえすれば事足れりとするのだろう。

 たしかに、佳子さんもそうだし、姉の眞子さんもそうした考えを貫き、小室圭と結婚してアメリカまで逃げていってしまったのだ。

 佳子さんに眞子さんと同じような形の人生はさせたくない。だが、結婚後も皇室に残るということが決まれば、佳子さんは一生皇室に縛り付けられることになる。

 親としては何としてでも娘に自由な空気を吸わせ、人生を楽しんでもらいたい。この秋篠宮の心からの叫びを、政治家だけではなく、われわれ国民も耳を傾ける必要があるはずだ。

 次は、国民が待望している「愛子天皇」実現の可能性があるという文春の記事。

 愛子さんは12月1日で23歳になった。4月から日本赤十字社に就職し、忙しい中、公務にも精を出している。