今号のFLASHによれば、そうした万が一の時、損保会社によって大きな差が生まれるというのである。
その一つの目安になるのが、「示談成立率」だというのだ。被害者側の交通事故を専門とする「にわ法律事務所」の丹羽洋典弁護士は、2012年から2024年までの全事案(455件)、全被害者(548人)をデータベース化して損保会社をランキングしたそうだ。
示談率が高ければ被害者が納得して、早期に示談金を受け取ったことがわかり、率が低い会社は「払い渋り」がたびたび起きていると考えられるというのだ。
その栄えあるワースト1を獲得したのが「JA共済」だ。たびたび示談に至らないケースが見られるという。示談成立率は66.7%。
そしてベスト1に選ばれたのは「損保ジャパン」で示談成立率は92.4%。次が「ソニー損保」で85.7%、3位が東京海上日動で85.4%だそうである。
交通事故の慰謝料の算定には3種類あるそうで、損保に入るときは、「弁護士特約」がついているものを選ぶとメリットがあるそうだ。
こういう情報はなかなか表に出てこないので、貴重だと思う。
ところで、石丸伸二(42)という都知事選で善戦した男が、新党を立ち上げ7月の都議選で50人ぐらい立候補させると息巻いているらしい。
選挙に弱い都議会議員の中にはそっちの党へ入ろうかと思案している者もいるといわれているようだ。だが文春によれば、都知事選のときに選挙参謀を務めた藤川晋之助は手伝う気はないといわれているようだし、その時後援会長を務めたドトールコーヒーの創業者、鳥羽博道も「僕はもういいかな……」と漏らしているようで、石丸離れが目立ってきていると報じている。
石丸を応援しているのは、都知事選のときのウグイス嬢だった女性とその夫だというのである。
更に候補者も「転職サイト」を通じて募るというのだ。ユニークだが、こういう“物珍しさ”が注目されるのは最初だけで、有権者は移り気である。