【年末年始の挨拶~ビジネス編~】デザインはどうすればいいの?
メールの場合は迷うことはありませんが、年賀状となるとデザインやらレイアウトやら色々と迷ってしまいますよね。
友人や家族など親しい人物に送るのとは違い、ビジネスシーンでの年賀状は「目上の方」に送ることが多いですよね。基本はシンプルなデザインで、華美に装飾しないものが良いとされています。
よく印刷した文面だけの年賀状を見かけますが、少々面倒でも手書きの文を加えたほうが気持ちの伝わる年賀状になります。
【年末年始の挨拶~ビジネス編~】仕事の年賀状に家族写真は?
近年では家族写真を載せる人も増えている模様。もちろんダメではないですが、人によっては公私混同だと不快に思うこともあるようです。
反対に、仕事場の写真や社員達と撮った写真を載せると、取引先や上司にも仕事場の和気あいあいとした雰囲気が伝わって、好印象になることも!お客様相手の年賀状なら、自分を担当してくれている社員さんたちの顔を見ることができるいい機会になります。
つまり、送る相手の性格や役職を考慮して使い分けるのが大切なのです。私生活でも付き合いのある上司や取引先には、仕事関係の人でも家族写真でOKです。
【年末年始の挨拶~ビジネス編~】例文 (文章構成)
仕事での年賀状やメールにおける年末年始の挨拶は、基本の構成(書き方)が存在します。
①賀詞(新年の挨拶)
②旧年のお礼
③今年もお付き合いしていただくことのお願い
④相手の健康や活躍を祈る文
この定型に当てはめて書くことで、失礼のない礼儀正しい年末年始の挨拶が完成します。ここからは、①~④それぞれについて細かく見ていきたいと思います。
【年末年始の挨拶~ビジネス編~】例文 (①賀詞)
一番最初に目にするであろうこの賀詞は、絶対に外せません。年末年始の挨拶が持つ本来の意味を伝えるためにも、賀詞は必ずいれましょう。
例文は、
「謹賀新年」
「恭賀新年」
「謹んで初春のお喜び申しあげます」
「謹んで年頭のご挨拶申しあげます」
などなど。どれもとても丁寧な言い回しなので、ビジネスシーンでの利用に適した言葉になっています。メールの場合は、四字熟語だと少しぶっきらぼうな印象になるので、文章で書くのがおすすめです。
日本では「クッション言葉」と呼ばれ、ある言葉の前にワンクッション置いて柔らかいくだりになるよう心掛ける習慣があります。
上の文におけるクッション言葉は「謹んで」です。他にも、「恭しく(うやうやしく)」などがあるので、この言葉を入れましょう。