marie「もし、自分がしたい髪型が自分の骨格には似合わないと感じたら、美容師さんに相談しましょう。美容師さんはプロなので、骨格に合わせて最大限に似合う方法を提案してくれます。メイクも同様です」

画像:marieさんInstagramより
――着たいテイストの服を着こなしている人を観察して、プロの手も借りて、服だけでなく髪型やメイク、小物も工夫するということですね。

marie「やはり自分の骨格や顔のタイプに似合わない服を着るのは、そもそも難しいんです。だから、そこは頑張ってほしいなと思います。人一倍努力するというか、試行錯誤が必要だと思いますが、『好き』を大切にするためですから。失敗もすると思いますが、それももちろん織り込み済みで挑んでください。覚悟を持って、着たい服を自分に引き寄せていってほしいなと思います。

ただし、失敗も織り込み済みとは言いつつも『再起不能な失敗はしないでください』ともお伝えしたいです。覚悟は持ってほしいんですが、いきなりバンジージャンプを飛ぶような思い切った挑戦をするわけではありません。自分が今できるちょっとした挑戦をして、その挑戦と失敗と見直し、そして成功体験を、積み重ねていってほしいです」

◆普段ピンクを着ない人が、ピンクを着るための“意外なステップ”

――バンジージャンプでない小さな挑戦とは、具体的にはどんなものでしょうか?

marie「例えば普段ピンクを着ない人がピンク色の服に挑戦したいなら、いきなりピンク色のワンピースを着てお出かけするのはおすすめしません。まずは家で着てみて、自分が見慣れることが大事です。最初のステップとしてはピンクをパジャマや部屋着として取り入れて、少しずつ自分が見慣れていくというのはいかがでしょうか。

――パジャマなら毎日見られるし、他人には見られないし、ちょうどいいですね!

画像:marieさんInstagramより
marie「あとは、写真を撮って客観的に見ることも大事です。鏡だとどうしても主観が入って、自分が見たいようにしか見えません。写真で『これは無理だな』と思ったら、その日は着るのをやめて、特別な予定がある時に着てみようとか、顔から離れた部分や面積の小さい部分から取り入れていくとか、少しずつ挑戦することがポイントです。ハードルを下げて、小さな挑戦から始めてほしいですね。