繰上返済すべき?

残債が減ると当然、住宅ローン控除額も減ります。低金利時代だからこそ、住宅ローン控除が適用される間は繰上返済をしないほうがいいともいえるでしょう。

また、住宅ローン控除の適用期間が終わり繰上返済をしたものの、教育費が不足して新たに借入れることも考えられます。2019年12月現在、国の教育ローンの金利は1.66%です。住宅ローンの金利よりも高い場合、住宅ローンを繰上返済せずに手元に現金を残しておいたほうが得になります。

教育費に限らずお金が必要となり、借りる場面が今後出てくることも考えられます。まとまった現金ができたからといって繰上返済をするのではなく、特に住宅ローンは低金利だからこそ、手元に現金を置いておくことも有効でしょう。

また、手数料などの諸経費を考慮しても得になる場合には低金利の商品に借換えをすることや、運用によって支払う金利以上の利益を得る方法についても検討してみましょう。

提供・ANA Financial Journal

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