重めのあんこと、中に餅が入っている点も、ふわふわのどら焼きの皮の食感の魅力を感じにくくする部分となっており、「もう素直に最中が食べたい!」と思ってしまいました。味は悪くありませんが、どら焼きとしての食感は最低点に近いため、今回はこの位置にしたいと思います。
5位:もなどら さつまいも 172円
味:★★★★☆
食感:★☆☆☆☆
コスパ:★★☆☆☆
計 7点
5位は、6位と同じく「もなどら」シリーズの一品。こちらはさつまいもあんが純粋においしかった点で「こしあん」よりも高得点となっていますが、問題点としてはまったく同じ。
そもそも、パリッとした食感を持ちながらも、食べ進めるうちに口の中に貼りついてしまう最中の皮と、ふわふわ食感がウリのどら焼きの皮って、お互いの相性がかなり悪いんじゃないかと思うんですが、どうしてニコイチにしようとしたんでしょうか……? とはいえ、こうしたチャレンジを行う姿勢もまた、「シャトレーゼ」の魅力なのかも知れません。
4位:茨城県産和栗どらやき 237円
味:★★★☆☆
食感:★★★☆☆
コスパ:★★☆☆☆
計 8点
4位は「茨県産和栗どらやき」。こちらは今回購入した商品の中で最も高い(と言っても200円台前半ではありますが)商品であったため、かなり期待をしながら食べました。
しかし、栗あんとどら焼きの皮は単品だと両方ともかなりおいしいものの、一緒に食べると絶妙に合わないというミスマッチを感じました。あくまでも筆者の好みではありますが、あんこは普通の小豆を使ったものを使い、その中に細かく刻まれた栗の甘露煮が入っているような形のほうが、どら焼きとしての完成度が高くなるように思います。