原材料を見ると、洋酒が使用されていて、フルーツはレーズン、オレンジピール砂糖漬け、ドライいちじくが入っています。
製造者には老舗ベーカリーを営む「株式会社ドンク」の工場名が書かれていました。同社は国内に「ドンク」(113店舗)や「ミニワン」(132店舗)などを展開。フランスパンやミニクロワッサンなどが人気で、デパートにも入っていることから「高級店」と認識している消費者も多いようです。
なお、ドンクの今年のシュトーレンは2,484円(店頭価格)で販売されているもよう。サイズなどの違いはありますが、価格で無印良品を選ぶのもありなのではないでしょうか。
ラップを外す際、表面についている白いマジパンがベロっとはがれそうになりました。この作業は慎重にやったほうがよさそう。
【無印良品】ドンク製造「シュトーレン」を実食
無印良品のシュトーレンは初体験の筆者ですが、これまでパサついたシュトーレンしか食べたことがなく、実はあまり「おいしい」と思ったことがなかったのです。
しかし、無印良品の商品をナイフでカットすると、中は驚くほどしっとり! こんなに瑞々しいシュトーレンは初めてなので、早くも胸が高鳴ります。
スライスしたものを食べてみると、やはりしっとり食感に仰天! 筆者がこれまで食べてきたパサついたシュトーレンは一体なんだったのでしょか……。
味はシナモン風味がしっかりきいており、くるみやドライフルーツもたっぷり入っているので、上品でリッチな味わいです。当初は「クリスマスまで毎日少しずつ食べよう」と思っていましたが、甘すぎず食べやすいため、結局2日で完食してしまいました……。