雑巾がけを行なう際に、無理な姿勢で行なうと、背中が痛くなりやすいといえます。無理なく雑巾がけをするには、目線より高いところを拭くときは、背伸びをせずに踏み台を使って掃除します。腰から下の床などを掃除するときは、腰を伸ばして体を曲げないようにして掃除します。

腰を伸ばしたままで背中に負担をかけずに雑巾がけ

雑巾がけを行なうときは、ついつい不自然な姿で背中や腰に負担をかけて痛くしてしまいます。そのように背中を無理に伸ばしたり、無理に腰を曲げたりして雑巾がけをすると、痛くなりやすくなります。

窓を拭くような目線より高いところの掃除では、背伸びしないようにします。背伸びすると背中の筋肉を伸ばして、余計な負担をかけますので、背中が痛くなってしまいます。また、長時間では、手を上げたまま雑巾がけをしますので、肩こりの原因ともなります。高いところを拭くときは、踏み台などの台を使い、そこに登って掃除し、背伸びをしないようにします。

腰から下の部分の掃除、特に床掃除の場合は、腰を曲げず伸ばして掃除すると、背中や腰が痛くなりません。床では座って拭くことも多いですが、しゃがんで拭くのも腰が丸くなり良くありません。しゃがむと膝などにも余計に負担をかけますので、膝も痛くなります。

このようにして、自然な姿勢で掃除するというのが、背中が痛くならないポイントです。踏み台などのアイテムを使って無理に背伸びをしないように掃除する、または床の掃除であればモップなどを使用し掃除すると、無理のない姿勢で雑巾がけが行えます。

モップを使うと背中を痛くせず雑巾がけしやすくなる

床を雑巾がけするときは、どうしても背中や腰を曲げたりして、痛くしてしまうものです。しかし、背中や腰を曲げずに伸ばしたままで雑巾がけすると、痛くなく掃除できます。

床掃除には、フローリングワイパーやモップなどのアイテムを使うと便利です。このような道具に雑巾代わりとなるシートを装着し、床を掃除します。しゃがむ必要もなく、背中や腰を伸ばしたまま片手でも掃除できるため、姿勢にも負担がかかりません。シートはから拭き用と、濡れ拭き用がありますので、両方使うと床をより綺麗にできます。

床の角部分など細かいところは、モップなどではゴミを綺麗に取れないこともあります。そのような部分には、ほうきや掃除機を使うと良いでしょう。特に掃除機では、バッテリーで動く電動のハンディタイプだと、コードがないために狭い部分などの掃除にも便利です。

そのようにして、まずは狭い部分や角の部分を掃除機で掃除し、その後にモップなどで雑巾がけをします。こうすることで、掃除し忘れる部分をなくし、ゴミが飛び散らかる心配もありません。また、窓掃除であれば、踏み台を使うほかに、水切りヘラなどで予め水滴やゴミを取り除いてから掃除すると窓をより綺麗にできます。