言いたいことが言えないことって、どんなシチュエーションでもよくありますよね。自分の感情を相手に伝えたり、何かを断る時や、仕事で自分の意見を言う時など、相手を傷つけずに言えたらいいものです。そんな言いたいことが言えない人にとっての心理や改善方法を紹介します。
言いたいことが言えない悩み
言いたいことが言えないのが原因で、心の中はずっとモヤモヤとした状態な時ってありませんか?
本当は、腹の底に疑問を抱えて苛立っていることがあるのに、それをうまく言えない…!
こんな性格をどうにかしたい!
ずっと言いたいことが言えない状態が続けば当然、ストレスにもなるし、病気を引き起こす場合だってあります。
仕事や彼氏との関係でも、いつも相手に主導権を握られたままでは、どんどん自分が不利になる一方で、あまり良いことはないですよね。
なぜ、人はここまで良い子になってしまうのでしょう?
我慢せずに、言いたいことが言える性格になるには?
そこで、言いたいことが言えない心理や改善方法をいろんな角度から見ていきます。
言いたいことが言えない心理~性格
言いたいことが言えない人というのは、ネガティブな性格と捉われがちですが、悪いことではありません。
あらゆる人間関係の中で、多かれ少なかれ、大人は誰もが周りとの調和を図っています。
ただ遠慮なく何でも物事を言えてしまう性格な人というのは、場合によっては「口は災いのもと」のようにトラブルを起こしてしまうこともあります。
でも、言いたいことが言えない人は、もっと性格的に慎重で、空気を読みすぎているくらいに、周りとの調和を考えているのです。
優しい性格といえるかもしれません。
また、大人になっていけばいくほど、この傾向が強くなることもあるでしょう。
人は「傷つくのが怖い」という心理から、わざわざ問題を引き起こしかねない事柄に首を突っ込んで、ストレスを受けたくないがために、だんだん本音を言わなくなる人がほとんどです。
言いたいことが言えない心理~ストレス
言いたいことが言えない…そんな我慢している状態が続くと、知らない間にストレスが溜まってきますよね。
でもなぜ、ストレスが溜まるのでしょう?
心の中のわだかまりがあると、なかなか解消されずに怒りが募るばかりですよね。
そして、そんな自分にもイラついたりするものです。
それでも、自分の感情を抑え込んでしまうのは
「人から良く思われたい」「傷つきたくない」「揉め事は面倒…」
という心理が絡んでいるからでしょう。
よく「言いたいことが言えないから自分の気持ちを押し殺して…」ということを聞くことがありますが、そこには本当の自分の気持ちが乗っていませんよね。
ただ、人間の心や身体は正直なもので、どこかしらに、自分の気持ちを無視したストレスが反動として表れてきます。
それが病気になる原因だったり、気づかないうちに顔に表情がない人になってしまったり、人によって様々です。
また、言いたいことが言えないのは、無意識のうちに何も感じなくなってしまう恐さがあるのです。