しかし、筑波大も超一流大学で、入るには難関を突破しなければならないが、自身は「最終的にコンセンサスを得るにあたってはキーパーソンの存在も見逃せません」(宮内庁関係者)というのだ。
そのキーパーソンが筑波大学の永田恭介学長だというのである。
「筑附も筑波大も同じく国立大学法人筑波大学が経営しています。永田学長は、悠仁さまが筑附に入学された際、『大変光栄なこと』などと語っています。
筑附は筑波大学への内部進学枠を持っていません。しかし推薦入学であれば、推薦する高校と、推薦を受ける大学のトップが同じわけですから、不合格という事態は避けることができるでしょう。
永田学長は’23年度で任期満了となりましたが、再任し、任期は’27年3月までとなっています」(同)
文春はこの問題について永田学長を直撃している。
――悠仁さまが推薦入試を受けた?
「知りませんよ、私は。いたとしても何も分からないし。あなたが受けるときに(学長に連絡が)来ます? 来ないですよ、そんなの」
――皇族の受験にあたっては警備の都合もある。学長に報告があがるのでは。
「あるわけないじゃん。(警備は)あちらが考えること。入試に関してはあくまで一個人ですよ。小学校の先生やっているわけじゃないんで。四万五千人もいるんだよ」
取り付く島もなかったが、同じ日の夜に改めて直撃すると一転してこう答えたという。
「本当に(入試を)受けられているなら、我々のところは生物学は昔から強い。とくに野生動物が強いので、そういう意味で選ばれた可能性はないとは言わないけど。まあ何を研究されるのか分かりませんけどね。とにかく(合否)判定があるとすれば、来週に発表ですか。その時になればわかります。もし入られるとすれば心配ではありますけどね。(キャンパスが)広いんでね」
――万が一入学されたら、寮生活になる?
「いやあ、それは……入ってみないと」
このやり取りを読む限り、筑波大を受けたことは間違いないようだ。それに文春によれば、筑波大学の推薦入試は「原則として併願が不可」だそうだから、東大と筑波両方受験というのはできないようである。