多くのロードサービスを回数無制限で利用できる イーデザイン損保
イーデザイン損保のロードサービスでは、バッテリーのジャンピングと燃料切れ時の燃料10リットル無料お届けは保険期間中1回しか利用できないが、それ以外の現場での応急対応は利用回数無制限だ。
指定の最寄工場なら距離無制限、サービス利用者の指定工場であれば60キロメートルまで無料でレッカーサービスが受けられる。引き上げ・引き下ろしサービスはクレーンを使用しない限りは無料だ。その他、各種オイル・冷却水の補充、各種ヒューズ・バルブの取り換え、ボルトの増し締め、サイドブレーキの固着解除、30分以内のそれ以外の作業も無料サービスとなっている。
燃料切れの際には、契約1年目からガソリンか軽油10リットルを保険期間中に1回無料で届けてくれる。
車が走行不能になった場合、JAF同様に現場近くの宿泊先や帰宅手段・レンタカー会社の案内などは受けられるが、他社とは違い、利用によって発生する費用は全額自己負担になる。
レッカーの無料けん引距離が150キロメートルに拡大 ソニー損保
ソニー損保の自動車保険付帯ロードサービスの中で目を引くのが、レッカーの無料けん引距離が長いことだ。ロードサービスを付帯する自動車保険では、多くの場合、保険会社指定の最寄修理工場までのレッカーによるけん引費用は無料だが、サービス利用者が指定する修理工場までの無料けん引については距離制限を設けていることが多い。その無料けん引距離が2018年7月契約分より150キロメートルに拡大された。他社と比較すると、無料けん引距離の長さは群を抜いている。
ソニー損保の基本のロードサービス5つのうち、バッテリー上がりとガス欠対応の無料サービスは保険期間中1回に限定されており、ガス欠の際の燃料お届けは契約1年目では燃料費は実費負担、契約2年目になると10リットルまでの燃料が無料になる。
走行不能になって現地での宿泊を余儀なくされた際には、車両定員数を限度に限度額なく、1泊分の宿泊費用・現地から宿泊先までと宿泊先から自宅までの交通費も支払われる。また、トラブル後24時間以内に発生したレンタカー利用料が乗り捨て料も含めてカバーされる。
走行不能になっても計画通り目的地に向かう場合は、宿泊先までの交通費と自宅に帰宅するための交通費が支払われる。修理後車両の自宅への運搬は距離無制限で無料になり、本人引き取りの場合は一人分の交通費は1万円を上限として支払われる。脱輪・落輪の引き上げは無料サービスであり、ほとんどのサービスメニューにおいて作業時間の制限はなく、基本無料である。