ローン返済計画、どう設定する?

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こうした金利条件を踏まえ、次に具体的に住宅ローンをどう設定していけばよいかを考えましょう。

できるだけ短くしたい返済期間

住宅ローンを考える際に大きなポイントとなるのが返済期間です。住宅ローンの返済期間は、融資を受ける本人の年齢などを基準に最長年数が決められます。

資金計画はリスクを考え最長年数設定を行いがちですが、できれば短くして総返済額を抑えたいものです。そこで返済期間をどこまで短縮できるかを計算してみましょう。

設定時の計画で払えると思っても、将来的に子どもの教育費などの支出が考えられる場合は、返済期間を長くして毎月の返済額を少なめに設定し、余裕ができたときに繰り上げ返済するのが現実的です。結果としてできるだけ返済期間を短くし、総返済額を減らすように考えるとよいでしょう。

返済傾向に合わせた金利タイプの選び方

金利タイプは返済期間や資金状況によって決めましょう。借入額が少ない場合や、繰り上げ返済でローン残高を早めに完済できる見込みがあれば、市場金利が低い時期に変動金利型で住宅ローンを始めるとよいでしょう。

一方、金利変化にともなって返済額が上昇すると返済が厳しくなることから、将来的に住宅ローンの借り換えが難しい場合などは、固定金利型で返済計画を明確にするほうがいいでしょう。

また子どもがいて、これから教育費などの負担がピークを迎える時期にある場合、金利の上昇で返済額が増えるのを避けられるよう、当初の返済額が変わらない固定金利期間選択型を選ぶ道もあります。

どの金利タイプが適切か分からない場合は、金融機関に相談してみるのもいいでしょう。

住宅ローンの落とし穴!こんなところに注意!

住宅購入はつい住宅ローンの返済額にばかり目が向きがちになりますが、固定資産税や管理費など、購入後に必要な費用も忘れずに計画に加味するようにしましょう。また頭金を入れ過ぎたり、繰り上げ返済を行い過ぎたりして生活費用が切迫する恐れもあるので注意が必要です。

住宅ローンの返済は、自身の目標とする生活や変化していく収入などに合わせて、常に見直していくことが大切です。よりよい生活のために、余裕のある計画を立てていくことを心掛けましょう。

提供・UpU

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