さらに今年の紅白で一番の“サプライズ”と熱望されているのが中森明菜(59)だそうだ。スポーツ紙デスクによると、

「明菜の活動に関して、障壁の一つとなっていたのが元カレの存在でした。彼女は前事務所の代表男性と交際していたのですが、2年前に関係を清算。新事務所を立ち上げたという経緯があります。男性は彼女の動きに激怒。一時期、各テレビ局に“過去の映像の権利などはうちで管理している。勝手に明菜の映像は使わせない”と触れ回っていました」

 しかし、今年5月、そうした状況に変化が起きたという。

「新事務所の代表に男性の姉が就任。男性も矛を収めて、今は彼女とビジネス上の協力関係を再構築したとみられています」(同)

 最大の問題をクリアした明菜は実際、5月以降、活動を本格化させている。

「7月には都内でファンクラブイベントを開催。また11月には、彼女が参加した香取慎吾のソロアルバムも発売されています。NHKも繰り返し彼女の特集番組を組んで復活を後押ししている。出場は現実味を帯びています」(同)

 また歌手活動を休止していた氷川きよしの“復活”の舞台が紅白になるといわれているようだ。

 私は、それよりも、懐メロ歌手たちのコーナーを1時間ぐらい取ってやったらいいと思うのだが。森進一、金井克子、小林幸子、いしだあゆみ、山本リンダなど「懐かしのあの顔この顔」を集めれば、旧ジャニーズよりもよほど視聴率が取れると思うのだが、いかがだろうか。

 ところで、石破茂首相は党内でも追い詰められているのだろうが、よく踏ん張っていると感心している。

 普通の神経ならとうに首相の座を放り投げているのだろうが、彼は案外、どこまでやれるかやってやろうと、案外、今の立場を楽しんでいるのかもしれない。

 そうでなくては、あれほど批判記事を書いている文春の記者に、直に電話をかけてはこないだろう。

――小誌記者の質問にも石破首相は直接、返信をするかもしれない。いや、まさか……。