「どれだけマズいんだろう!?」と、期待を膨らませながら一口飲んでみると、まず酸味とマヨネーズの匂いを感じ、その後、卵のコクや甘さなどが追ってくるという味わい。
「これってただ、ちょっと薄めて液状にしたマヨネーズじゃない? でも、なんか近いものを飲んだことがある気がする……?」という感想を抱きました。記憶を辿っていくと、夏場の定番食品であるそうめんを食べる際、筆者が用いる「マヨつゆ」の味が、この商品に近いことが判明。
めんつゆにマヨネーズを溶かしたこの「マヨつゆ」から、めんつゆの要素を取り除いたものが「飲むマヨ」の味と言ってもいいでしょう。
めんつゆメーカー大手の一つであるヤマキ株式会社の公式サイトでも紹介されるなど、比較的メジャーな「マヨつゆ」ではありますが、「めんつゆにマヨとか絶対ありえない」「これをやる人の味覚はおかしいと思う」という否定的な声も少なくないレシピです。
今回、「飲むマヨ」に多くの否定的な意見が集まったのも、こうしたマヨ風味の液体が苦手な人が多いというのが原因の一つかも知れません。
一方、こちらが大好きである筆者としては、“地獄”というほどの違和感がなく、普通に受け入れられる程度のものでした。とはいえ、ただマヨネーズを液状にしただけに過ぎない味は、決しておいしいと思えるレベルにないのも確かです。
マヨネーズをベースとした上で、さらに何か一つアクセントとなる味わいがあれば、より多くの人に受け入れられたのではないでしょうか。個人的には、ニンニクの風味を足した「飲むアイオリソース」などは面白いのではないかと思います。トーヨービバレッジさん、再び同様のテスト販売を行う際には、ぜひご検討ください!
【ローソン】「味のしない? 飴」本当に味を感じなくなってくる!
続いては、「金のミルク」など、キャンディ類で知られる製菓会社のカンロ株式会社がメーカーである「味のしない? 飴」。こちらは22年10月の同キャンペーンでも発売された商品となっています。