これは、PR会社の代取が注目を浴びたくてやったことで、斎藤に非はないのではないか。
もう、斎藤でバカ騒ぎはやめたほうがいいと思うのだが。
さて、昨日(11月24日)が私の誕生日だった。数えだと傘寿(さんじゅ・80)になる。よくここまで生きてきたと思う。
残っている友人はごくごくわずか。そんな心境を、先日、作家の嵐山光三郎の「句会」でこう詠んだ。
「逝きし友 残れる友も 夕時雨」
下手な句だが、偽らざる今の心境である。
年を取ることがこれほど寂しく、これほど大変だとは、少し前までは考えたことがなかった。
「目出度さも中くらいなり」の誕生日であった。
前日の深夜、2歳8か月になる孫娘がサプライズで我が家に来てくれた。これが最高の誕生日プレゼントだった。
昨日は、競馬の「ジャパンカップ」が行われ、有力な外国馬の参戦があり盛り上がった。だが、勝ったのは武豊が騎乗した1番人気のドウデュースだった。
やはり、外国の馬は慣れないスピード芝で本来の走りができなかった。フランスの「凱旋門賞」に日本馬が毎年挑戦しているが、未だに勝てないのは、やはり馬場のせいなのだろう。
その競馬界で、このところ不祥事が続いている。
少し前には藤田菜七子騎手が、携帯などの不正使用でJRAから騎乗停止にされたことが不満で、騎手を辞めてしまうという事態になった。
酒を飲んで馬場内に入り込んだ若手騎手もいた。
そして今度は、大馬主が3冠馬を出した名調教師に“無礼”を働いたと文春が報じている。
大馬主とは靴小売り大手の「ABCマート」の創業者・三木正浩(69)だという。資産は約6300億円で国内第10位の大富豪だそうだ。
三木は自分の所有馬に「ジャスティン」と付ける。「ジャパンカップ」にもジャスティンパレスが出走していた(4着)。
だがこの馬主、結果にこだわり、愛馬が負けると機嫌が悪くなり、周囲の人間を叱るという。
競馬は何が起きるかわからない。いちいち負けたからといって当たり散らされてもな……。