「何だろうって悩むこの瞬間も、人生の中のすごく大切な一部なんだなということに、作曲をしていて気づかされました。大切な人を思い浮かべながら聴いていただけたら嬉しいです」
末延がこう話しだしたのは11月16日、山口県の下関グランドホテルで開かれた演奏会だったという。
チケット1万6千円。聴衆は約80名。小さなコンサートだったが、「緩急自在の演奏に終始、圧倒されるばかり」(新潮)だったという。
終盤末延は、
「(人生は)回り道をしても、何があってもいいから、大きな心を持って進んでいきたいなと、時間が経って思えるようになりました」
と話した時は、息をのむような空気が会場を覆ったという。
1年半ぶりのディナーショーだったというが、心の傷は少しずつ癒えてきているようだ。
ところで、知事選に勝利した斎藤元彦だが、まだまだメディアのバッシングは続いているようだ。
斎藤が辞めるまで、叩き続けた文春も腹の虫がおさまらないようだ。
巻頭で、斎藤を待ち受ける独りぼっちの執務室とタイトルを打ち、県議のうち10人弱は斎藤に謝り、媚びを売る人間はいるが、86人のうちのごくわずか。
大半は基本的に反斎藤だから、これからの県議会は一筋縄ではいきませんよと、県政担当記者に語らせているが、そうだろうか。
多くの県民に支持された斎藤を、もし、県議会が反斎藤で動けば、県民たちは黙っていないし、県職員たちもしょせんは公務員だから、少なくとも是々非々、面従腹背ぐらいで、あからさまに反斎藤を叫ぶ人間がいるとは思えない。
ここのところ、斎藤の選挙のPRをやったという会社の女性がnoteで、斎藤の広告戦略を引き受け、その手の内を明かし話題になっている。
「兵庫県西宮市にあるPR会社『株式会社merchu(メルチュ)』の代表取締役の折田楓氏が11月20日にブログサイトnoteで《兵庫県知事選挙における戦略的広報:『#さいとう元知事がんばれ』を『#さいとう元彦知事がんばれ』に》というコラムを投稿。SNS戦略の裏側を明かした」(ネット版女性自身11/23 06:00)