1941年に三笠宮と結婚して、3男2女に恵まれたが、三男の高円宮、ヒゲの殿下として知られた長男の寛仁、二男の桂宮を亡くしている。
今回、百合子妃が薨去され、大きな問題が残ったという。それは三笠宮家を誰が継ぐのかという難問だそうである。
寛仁さんと妻の信子妃は夫婦仲が悪く、長いあいだ、信子妃は家には戻らず、千代田区三番町にある宮内庁分庁舎で暮らしている。
娘の彬子さんとの仲もよくないらしく、信子妃が家を継ぐことは絶対に阻止したいと考えているというのである。
だが、彬子さんが当主になれば、信子妃が黙っていないという。
母親と娘というのは、仲のいい時はいいが、悪くなると手が付けられなくなる。三笠宮家はどう決着するのだろうか。
ところで、私は昔々、車情報誌『ベストカー』を出している出版社にいたことがあった。講談社の子会社で、当時はまだ部数も出ていて羽振りもよかった。
だが、私は、そこへ行った最初の会議で、「私は車が嫌いだ。人殺しの道具をPRするのではなく、これからは安全性能に力を入れるべきだ」と話し、総スカンを食った。
今では、そうした考え方が主流になってきたが、当時は、どれだけスタイルが良いか、走りがいいかが、車選びのテーマであった。それが2019年の池袋暴走事故以来、風向きが変わったという。
ポストは、安全性能に優れた車のランキングを発表している。早速見てみよう。
ポストがその手掛かりにしたのは、国土交通省と同省所管の独立行政法人NASVA(自動車事故対策機構)が実施している「自動車安全性能評価」だ。
これで約8割の車種をカバーしているという。
総合評価は☆5つで、最高点を獲得した車種には「ファイブスター大賞」が贈られるそうだ。
20年から23年の結果で見ると、第1位はSUBARUで4年間で3車種の「ファイブスター大賞」を獲得している。20年度のレヴォーグと21年度のレガシィアウトバック。これに搭載された最新の「アイサイトX」は一定条件でハンズフリー走行も可能で、「23年度のクロストレック/インプレッサに搭載の『新世代アイサイト』は3つのカメラで歩行者などをより的確に認識し、衝突安全ブレーキの作動領域が広がりました」(自動車ライターの萩原文博)