大戸屋の外観(写真:サイゾーウーマン)

 和食中心のヘルシーなメニューを提供している「大戸屋」。11月7日発表の決算によると、上期経常利益は前年同期比23.7%増の9.5億円まで伸びたそう。今回は、一時の業績不振からV字回復している同店の特徴やおすすめの定食メニューについて、管理栄養士の猪坂みなみ先生にくわしく教えてもらいました。

目次

【大戸屋】定食メニューの特徴
・【大戸屋】第5位:大戸屋ばくだん丼
・【大戸屋】第4位:しまほっけの炭火焼き
・【大戸屋】第3位:茄子と豚肉のコク旨味噌炒め
・【大戸屋】第2位:もろみチキンの彩りサラダボウルとしそひじきご飯
・【大戸屋】第1位:ひんやり豆腐と海藻の和風サラダボウルとしそひじきご飯

【大戸屋】定食メニューの特徴

――大戸屋の定食メニューについて特徴を教えてください。

猪坂みなみ先生(以下、猪坂) 大戸屋の定食メニューでは、鶏肉や豚肉、お魚などなさまざまな食材を使った料理を楽しむことができます。また、それぞれのメニューに含まれる野菜の量がWEBサイトで情報公開されているので、オーダー前に確認できるのも嬉しいポイントです。

 このようにヘルシーなイメージがあるお店ですが、実は揚げ物や焼肉のお重などのメニューもしっかりラインナップにあるので、こってりしたものをがっつり食べたい人も満足できるでしょう。

 またご飯については、量と種類を選ぶことができます。量は、少なめ(100g)から特盛(500g)までのバリエーションがあるので、その時のお腹のすき具合によってチョイスすることができますね。

 種類については、白米と五穀米から選ぶことができます。エネルギーはそこまで大きくは変わりません(五穀米普通盛りは283kcal、白米は302kcal)が、五穀米のほうが、食物繊維やカルシウム、マグネシウムなどの栄養が多く含まれています。

 健康的な食事をしたい人はもちろん、いろいろなニーズに合わせたメニューがあるので、それぞれに満足できると思います。