「クッション言葉」を使うことも覚えよう

10. できません

先方の要望に応えられないことを伝える際には、できるだけ相手に不快な印象を与えないように、「いたしかねます」や「できかねます」と、より丁寧な表現を使うようにしましょう。頭に「大変ありがたいお話なのですが」「せっかくのお申し出なのですが」などの“クッション言葉”を添えると、さらに丁寧な言い回しになります。

11. ご確認願います

上司など社内の人間に対しては許容範囲の言葉ですが、先方に対しては「ご確認のほど、よろしくお願いいたします」などと丁寧に表現しましょう。また、「ご査収ください」も適切な表現といえるでしょう。

12. すいません

相手に頼み事やお詫びをしたいときに、「すいません」では軽く聞こえてしまいます。「申し訳ありません」「恐れ入ります」などの言葉で相手への敬意や謝意を表しましょう。

人とモノの区別は明確に

13. そのことは存じ上げております

対象が人の場合は「存じ上げている」と持ち上げても大丈夫ですが、対象が物や事なら「存じております」が正解です。

14. お世話になっております

メールの冒頭に使う表現として浸透している「お世話になっております」ですが、初めて相手にメールを送る場合には、違和感があると思いませんか?初めて連絡を取る相手なら、「初めてメールをお送りさせていただきます」などのほうが適切です。

15. 拝見させていただきます

間違って使用している人が多い表現ですが、こちらも「7.おっしゃられていました」と同じく二重敬語になります。「拝見」は「見る」の謙譲語、「させていただく」は「させてもらう」の謙譲語で、2つ重なっているからです。また、「拝見いたします」でも二重敬語なのでNG!正解は「拝見します」となります。

社内でチェックし合ってみよう!

上記の間違った表現を使っていた人は、今日から正しい敬語表現を使ってみてくださいね。また、間違ったフレーズを使っていることに気付かない人もいるかもしれないので、社内で確認し合う習慣をつけていくのもよさそうですね!

提供・UpU

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