会員数が伸び悩んでいたParaviは、U-NEXTと統合されたことによってユーザー評価が格段に高まったという。
「そもそもParaviを含めてテレビ局の配信サービスはコンテンツの量が少なく、ユーザーを満足させることができないという大きな欠点がある。U-NEXTは国内最大級のコンテンツ量なので、Paraviだけを契約していたユーザーからすればラッキーでしかない。統合によってユーザー評価が高まるのは当然のことです。U-NEXTとしても『VIVANT』のような地上波の優良コンテンツを配信できるのは大きなメリットでしょう」(同)
こうなってくると、フジテレビとテレビ朝日についても配信サービスで遅れを取らないために、大手配信サービスとの連携強化あるいは統合という選択肢も考えざるを得なくなってくる。
そもそも他のテレビ局に先んじて大手配信サービスと手を結んだのは、フジテレビだった。フジは2015年からNetflixと提携関係にあり、フジテレビ制作の『テラスハウス』、『あいのり』、『逃走中』などがNetflixで配信されている。
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