いったい、維新はどこへ向かおうとしているのか。「大臣ポスト」が欲しい気持ちはわからなくもないが、露骨に自民党に擦り寄る姿勢を見ていては、維新のスローガンである「身を切る改革」も絵空事にしか聞こえない。
それよりお膝元の地元大阪で準備が進められている「大阪万博」はどうするのだ。こちらは準備が大幅に遅れ、経費も当初計画の1.5倍の1850億円と膨れ上がり、更なる増額の検討に入ったという。
連立政権入りを目指す前にすべきは、よりスリム化した「大阪万博」の開催だろう。まずは地元に舞い散る火の粉を払うべきだ。どうする維新?