番組で「第2自民党」と批判されているとの指摘を受けると、馬場氏は「第1自民党、第2自民党でいいんです。第1、第2自民党の改革合戦が政治をよくことにつながる」と反論した。

 生出演でつい本音を言ってしまっただけだったかもしれないが後の祭りだ。X(旧ツイッター)で「第2自民党」が一時トレンド入りした。自民党の補完勢力を目指すと取られても仕方のない、取り返しのつかない失言だった。

 馬場代表の物議を醸す発言はこれだけで終わらない。8月15日付の「西日本新聞」によると、同6日に出演したラジオ番組で、次期衆院選で自公が過半数割れした際の対応を問われ、連立に参加する可能性を示唆したという。

 このラジオ番組での馬場代表の発言について、東京都内の維新関係者に問うと、「打つ手、打つ手が全て裏目に出る岸田首相の下で是非、総選挙をやってもらいたい。自民党は50議席以上減らし、公明党も議席を減らすので自公は過半数を維持できなくなる。そうなれば維新と連立を組まざるを得なくなる。維新が大臣を送り込んで改革を実現する」と述べた。