では、首相になるのはいつごろか?
「5年で野党の中でのポジションを固めて、我々が主張する経済政策で国会内で徹底的に喧嘩するという野党にした上で、政権交代していく。それを考えたら8年から10年の間かな」
実現の可能性はゼロとはいわないがかなり低いだろうが、ジワジワと支持を増やしている山本党だから、これからも目が離せない。
お次は、国内最大の新聞・読売が、同僚の女性記者にセクハラ行為を働いていた記者がいたことが発覚したのに、会社はそのことをひた隠しにしていると新潮が報じている。
問題の記者は、大阪社会部で府警クラブに所属し二課担当だったA記者と、同じクラブのサブキャップのB記者だという。
2人が犯した不祥事はこうだ。
「Aは酒席の場で、同僚の女性記者の胸を服の上から触ったそうです。Bも酒の席で女性記者を前に、卑猥な言動などを取ったそうだ。Aからセクハラ紛いの行為を受けた被害者は他にも複数いるとされ、処分に差があるのはそのためだと聞いています」(事情を知る関係者)
Aは、諭旨解雇だというからかなり重い。
しかし、新潮が読売に聞くと、「処分については原則公表していない」と広報が答えるばかり。
常々、他社のスキャンダルには厳しいのに、新聞社というところは身内には甘い。今回のセクハラだが、解雇されたというのだから、女性の服の上から触った程度ではあるまい。ねえ読売さん!
ところで、力道山といえば、私たちの世代のスパースターであった。父親の肩車で、中野駅前の広場の上に据えてあるテレビで、プロレスを見た思い出がある。
いつも、放送時間間際になると、伝家の宝刀である空手チョップで相手をやっつける。我々は、テレビに向かって「いけ!」「やっちまえ!」と叫び声をあげた。
そんな力道山が、トイレですれ違ったヤクザに刺されて亡くなったのは、1963年12月だった。
その力道山が生まれて100年が経ったという。11月9日に、帝国ホテルで「力道山 生誕100周年記念パーティー」が開催され、王貞治や張本勲らが集まって盛大だったという。