その上、大阪万博のアンバサダーになっているが、未だに松本の名が載ったままだという。

 大甘のテレビ局や日本維新のために、性加害疑惑濃厚なお笑い芸人を増長させ、また同じことを繰り返すかもしれない。

 さて、日本製鉄のアメリカのUSスチール買収は、トランプ政権になってどうなるのか。

 買収に否定的なトランプは何か仕掛けてくるのか。

 注目の日本製鉄の橋本英二会長兼CEO(68)が文春の取材に応じ、米鉄鋼大手USスチール買収が認められない場合、アメリカ政府への訴訟提起も視野に入れている旨を明かしたという。

 大統領選に勝利したトランプはこれまで買収に否定的な見解を示してきただけに、橋本の発言は大きな注目を集めそうだと文春オンライン(11/12)が報じている。

「橋本氏は一橋大商学部を卒業後、1979年に新日本製鐵(当時)に入社した。常務、副社長などを経て2019年に社長に就任。国内高炉の廃止やリストラに踏み切るなどして、4期連続赤字だった国内製鉄事業を就任3年でV字回復させた。2024年4月に会長兼CEOに就任。財界活動にも力を注いでおり、現在は経団連副会長(2021年から)。次期会長の“本命”と見られている。
『その橋本氏が社長時代に主導し、2023年12月に発表したのが、米鉄鋼大手USスチールの買収でした。買収総額は約141億ドル(約2兆円)。「社運を賭けたディール」と呼ばれていました』(日本製鉄関係者)(中略)
 果たして、橋本氏はUSスチール買収を実現させることができるのか。11月10日、本人を直撃した。
—――米大統領選の結果を受けて。
『当社のUSスチールの買収案件は日本企業にとっても大事な話だし、アメリカにとっても良い話だから。しかも正式な手続きに則ってやってるんで。これ、1年間戦ってきたわけだ。こういう政治圧力に負けないように、色んなことやりながらね。何が何でもやり抜くつもりだよ』
—――買収は橋本さんの悲願?
『当たり前ですよ。だからもし、これがね、正当な理由もなく、正式な手続きも経ないまま駄目になるってことであれば、当然我々は訴訟も考えますよ。アメリカ政府に対して』」