ポイントは2点。「小豆と米麹を混ぜる時は、必ずあら熱をとってから混ぜること」と「発酵させる時は55~60度を維持すること」です。
炊飯器で作る時は、開けたまま保温モードにするとちょうど55~60度になるので、温度の心配はしなくて大丈夫です。
◆発酵あんこの効果的な食べ方
発酵あんこの効果を最大限に活かすには、次の2つを意識してみましょう。
・なるべく朝食に食べる
・1日50g程度を目安に食べる
発酵あんこには、食物繊維が豊富に含まれています。朝に食物繊維をしっかり摂取すると、お昼や夜ごはんを食べた時の血糖値の急上昇を抑えてくれるのです。この作用は、セカンドミール効果と呼ばれていますよ。
また量に関しては、1日50g程度を目安に食べてみましょう。いろいろな効果が期待できる発酵あんこですが、もちろん食べすぎは禁物です。筆者は、ヨーグルトに入れたり、蒸しパンを作る時の砂糖の代わりとして入れたりしています。
ココアに入れても合うので、ぜひ適度に取り入れてみてくださいね。
◆発酵あんこなら、甘いものを食べながら腸活できる!
今回は、甘いのにダイエット効果と整腸作用がある、発酵あんこをご紹介しました。温度だけ気をつければ、混ぜて放置するだけで完成します。
「聞いたことはあったけど、まだ作ったことはない!」という方も、この記事をきっかけに試してみてください! そしてぜひ、自分好みの食べ方を見つけてみてくださいね。
出典(※1)Qingyu Zhao「Adzuki Bean Alleviates Obesity and Insulin Resistance Induced by a High-Fat Diet and Modulates Gut Microbiota in Mice」(2021)
(※2)Atsushi Kurahashi「Intake of Koji Amazake Improves Defecation Frequency in Healthy Adults」(2021)