【天才の特徴】⑧直感

「ひらめき」

これは天才の顔。 いままで誰も考えつかなかった事をやってのけるのが天才ですから、直感が優れていると言ってもおかしくはありません。

学問においても、芸術においても、スポーツにおいても天才は直感的であると言います。 私たち凡人は良くも悪くも既成概念にとらわれすぎていて、新しいアイデアを作り出すことを苦手とします。 凡人は考察し、研究するのは得意でも、天才のように新しいものを作り出すことができません。

でも天才は時に周りの人から馬鹿にされるような突拍子もない事を思いつきます。 発明しかり、抽象芸術しかり。 そしていつも私たち凡人は天才の「新しさ」「奇抜さ」にあきれ顔で、しかし魅了されるのです。

【天才の特徴】⑨片付けが苦手

凡人の私たちはつい、「身の回りが片付いていないと、頭の中の整理もできない」と周りにも片づけを強要します。 それは社会に出て、会社で働くようになると尚顕著になります。 ゆえに、デスク回りが汚い人は嫌な顔をされ、仕事ができないなどと言われるのです。

しかし天才肌の人は違います。 天才肌の人は完璧主義でもあります。 しかし、この完璧主義も心理的には1か0かという極端なもので、完璧でないならどうでもいいと知らん顔。

机の上をいつもいつも整頓することができないから、それなら片付ける意味がない。

とこうなるようです。 これでは性格悪いと嫌な顔されても仕方がないのかも。

でも片付けに時間をかけること自体がもったいない、他にやらなければいけない事は山ほどある!と知らん顔するのも天才ならでは。

だから神経質な天才もいますが、片付けが極端に苦手な天才もいるのです。

【天才の特徴】⑩頑固

頑固というのは時として長所にもなり、短所にもなります。 天才と言われる人たちは、よく頑固、偏屈、性格悪いだとか嫌な顔をされる人がいます。 それは自分が良かれと思ってやっている事に非常に自信を持っているため、他の人の意見を聞く余地がないのです。

信念を持っているといえば聞こえは良いですが、それは自分が没頭している研究課題や、作品以外にも顕れます。

ただし、自分が認めた人との意見交換はキラキラした顔で激しく行い、それによって、自分が間違っていると納得すればとても素直な顔で譲ることができます。 これは自分が興味を持っている事に対しての他からの刺激によるもので、自分の中に心理的矛盾が生じないためでしょう。

私生活のことになると全く話は別。 一旦自分ルールができてしまうと、そのルールを覆すことはどんなに怖い顔をしようが、母親でも恋人でも無理です。 これが「天才は変人」などと言われる原因なのでしょう。

【天才の特徴】⑪柔軟性

物事の既成概念にとらわれない天才は、考え方が非常に柔軟です。 これは頑固と真逆なのですが、知的好奇心が高い彼らにとって、考えを柔軟に保つというのは必須の事。

いつも何かを考え、真理を導き出そうとするときに、考え方が柔軟でなければ新しいアイデアなんて浮かんでくるわけがありません。

彼らの考え方は非常にユニークで柔軟。

凡人芸術家なら、「そんなのは邪道だ!」と違うジャンルの芸術家らヒントを得ようとはしないでしょう。 従来のやり方を守ってその中で芸術を追求します。

天才芸術家はジャンルの枠という概念を理解しません。 だから「邪道」と言われる事にも挑戦、吸収し、自分の芸術をさらに高めるのです。 天才は柔軟であるがゆえにいつも新しいことにチャレンジし、全く違うものを作り出すことに成功する。

頭の柔らかさは天才の人の必須条件なのでしょう。