【天才の特徴】⑯開拓者

天才は開拓者である。

というのも、ここが天才と頭の良い人の決定的な違いだからです。 頭の良い人は、もちろん頭が良い、当たり前ですが、でも天才との決定的な違いは今ある情報を元に考え、真理に迫ろうとします。

対して天才は今まで誰も考えつかなかったまさに「ひらめき」で、新分野を開拓します。

今まで誰も考えつかなかったセオリー。 今まで誰も試そうとしなかった方法。

全く何もないところから新しいものを生み出すことができるのが天才なのです。 天才でない、ただの頭の良い人は天才が開拓してくれたところを深く突き詰めていく、そんなはっきりとした違いがあります。

【天才の特徴】⑰非常識

天才は時に非常識な顔を持ちます。 非常識とはあまりいい印象を持ちませんね。 でもこれはある意味仕方がない事なのかもしれません。

興味のない事にはとことん興味を示さない。 これも天才。

興味のある話には大興奮して盛り上がりますが、興味のない話になったとたん、スマホを触る、ぼーっとした顔をする。 こんなことは当たり前です。 一緒に話をしている相手にとってみれば、自分の都合の良いばかり会話に入ってきて本当に「性格悪い」「非常識な人」だと思われる事もあるでしょう。

会話以外でも、みんなでの食事中に急に席を立ったり、とにかくいわゆる「マナー」などとは無縁な所があります。

【天才の特徴】⑱固い意志

固い意志は天才の大きな特徴でしょう。 特に、一つの事を考え始めたら自分の中で答えが見つかるまでやめない固い意志は天才ならでは。 そのかっこたる意思があるからこそ成し遂げることができるのかもしれません。

天才肌の人は往々にして周りの人から

「努力もせずに人にはできないような結果を残す」

といった誤解を受ける事があります。 しかし天才肌の人は凡人とはスケールの違う努力をしているのです。 一つの事を突き詰めるときのその固い意志は、誰もが「無理だろう」と思う事にも果敢に挑戦し、達成するまで辞める事はありません。

凡人はある程度努力をすれば、「妥協」という言葉が顔を見せるもの。 しかし天才に「妥協」という概念は存在しません。 それは何日も、何週間も、何年も... その固い意志で周りの人があきれ顔をする程、妥協をしません。

それが天才が天才である所以なのかもしれません。

【天才の特徴】⑲理解者が必要

天才に必要な物。

それは「理解者」です。 理解者がいてこそ、天才が天才になれると言ってもよいのかもしれません。

今までいろいろと天才の特徴を述べてきましたが、お気づきの通り、周りからちょっと浮いてしまう、心理的に誤解を受けやすいという特徴が幼少のころから顕著に表れます。

ゆえに、天才がその才能と能力を発揮するためには天才を理解し、サポートする周りの理解が絶対条件。 幼少期から変わった子供で、時に母親からも

「どうしてうちの子はこんなに変わっているのかしら」

と個性を認められず、厳しく躾られることも少なくはありません。 でもサポートシステムがなければ天才も才能を開花させることはできず、理解されず、社会からはじかれることになってしまいます。 天才に自殺が多いのも、理解者が少ないからと言えなくもないでしょう。