【天才の特徴】④集中力に欠ける
前項の集中力があるのと真逆です。 どういう事かというと、興味のない事に対してはしなければいけない「義務」だとしても集中力を保つことを非常に苦手とする傾向があります。
このため幼少期は学校の授業中に席に座っている事ができず、違う事を始めてしまったり、同じ反復練習などを苦手とするので、
苦手でもしなければいけない事だから、その時間は心理的に嫌でも作業をする凡人と
興味がないから、しなければいけない時間だけどそれが理解できずに逃げてしまう天才とに分けられます。
天才の集中力は自分の興味があるかないかで非常にはっきりと分かれます。 特に何に対して興味があるのかまだ周りからも認められない幼少期は、集中力散漫な子供だと言われる人が多いようです。
アインシュタインに至っては学生時代はかなりの落ちこぼれ。 暗記する事が極端に苦手で、得意な数学以外は全くダメな成績だったようです。 でも偉大な功績を残していますよね。
【天才の特徴】⑤ルールに縛られない
天才には独自のルールがあります。 それは往々にして社会の一般的なルールとは相いれません。 当然ですよね、社会のルールは凡人である私たちが生きやすいように決められているのですから。
時に頑固で、一般的に良いとされているものでも、自分の考えと違う事は頑として譲りません。 彼らは食べたいときに食べるし、寝たくなったら寝ます。
1日3食食べるなど、人が決めたルールであって、自分には関係ありません。 このような生活習慣は大人になれば「自分ルール」として確立できますが、幼少期は手のかかる子だと言われ、奇異な行動は「性格悪い」と言われてしまう事もあります。
【天才の特徴】⑥個性的な考え方
天才は感覚が凡人と違うと言いましたが、考え方も個性的です。 そして強い意見を持っています。
例えば一つの問題に対して、Aの答えを与えられると凡人は「なるほどAか」と納得しようとします。
凡人と違い天才は「なぜAでなければいけないのか」という理由を追求しようとします。 そこからまた突拍子もないBという答えを導き出すのです。
凡人の私たちには、Bという回答があった事に驚き、またどうしてBがという答えが導かれたのか顔を見合わせるでしょう。 既成概念の枠にとらわれない考え方ができるのが凡人と天才の違いなのでしょう。
【天才の特徴】⑦誤解されやすい
天才は非常にお喋りが好きです。 なぜなら、知らない事に対する知的好奇心が多いからです。 とにかくよく質問をするし、「なぜだろう?」といつも考えていますから、質問攻めをすることもよくあることです。
そう言ってしまえばコミュニケーション能力に長けているように感じますが、違います。 天才は凡人と違い、空気を読むことが非常に苦手です。
相手が質問されて困っている事なんか意にも介しないので性格悪いと誤解されることも。 性格悪いも何も、自分の今持っている知的好奇心を満足させたい心理、その一心で質問攻めするのです。
また、自分の意見をはっきりと述べるので、凡人の偉い人なんかにとってみれば
「なんて生意気な奴なんだ」
「こいつは性格悪いな」
となってしまうのでしょう。