アッシュ系のヘアスタイルを楽しみたい人のために、髪の染め方のコツと、オススメの市販カラー剤をご紹介します。アッシュグレーの髪は女子の憧れ。お金を節約しながら、きれいな髪色になる染め方をマスターすれば、外国人風ヘアスタイルになるのも夢ではありません!
アッシュグレーの髪の染め方には、コツが必要?
ヘアカラーには様々な種類がありますが、中でも女子の憧れとして有名なのがアッシュグレー。一度はそのキレイな色を試してみたい!という女性も多いはずです。 しかし、アッシュグレーの髪になるのはとても大変。自分で染めるには、カラー剤の種類の選び方や、染め方の「コツ」が必要になってきます。まずは、アッシュグレーの染め方の問題点をまとめてみましょう。
アッシュグレーの髪の染め方の問題点(1)色が入りにくい
日本人の髪には、アッシュグレーの種類のヘアカラー剤が入りにくいと言われています。そのため、キレイな髪色に自分で染めるには、「ブリーチ」+「ヘアカラー」というダブルカラー法をするのが一般的です。
アッシュグレーの髪の染め方の問題点(2)色が抜けやすい
アッシュグレーのヘアスタイルに上手く染められた、と思っても、実はその髪色はすぐに抜け落ちてしまうことがほとんどです。日が経つうちにどんどん見本の色とかけ離れていくのを見るのは悲しいですね。
色が抜ける速さは、その人自身の髪質や、ヘアカラーの種類によっても異なります。色が抜けるたびに自分で染めるのは、いくら市販のヘアカラーが手に入りやすいといっても、お金も手間もかかるかもしれません。
きれいなアッシュグレーの髪になれる染め方とは?
ここまで、アッシュグレーのヘアスタイルに付き物の問題点をまとめました。自分で染めるには多くの手間がかかりそうなこと、分かって頂けたと思います。 しかし、プロの方が伝授する「アッシュグレーの染め方のコツ」をマスターすれば、自分で染めるのも怖くありません。手順に沿って丁寧に髪を扱えば、市販のヘアカラー剤でもキレイに仕上がります。
アッシュグレーのヘアスタイルの問題点をふまえつつ、染め方をご紹介していきましょう。
アッシュグレーの髪になれる染め方 ダブルカラーとは?
「ダブルカラー」とは、先ほども紹介したとおり、ブリーチ剤を使った後にアッシュグレーの髪色を入れる染め方です。 一度髪をブリーチ(漂白)しないと、日本人の髪にアッシュグレーは入りにくいのです。一手間をかけるのが、理想のヘアスタイルになるためのコツです。では詳しい方法を見ていきましょう。
アッシュグレーの髪になれる染め方 ダブルカラーの方法
それでは、ダブルカラーの方法をご紹介します。
(1)ブリーチから始めましょう
自分で染める下準備として、髪を均等に濡らしておきましょう。これは、ブリーチ剤の色ムラを防ぐコツです。 市販のブリーチ剤の説明書どおりにブリーチ剤を塗ったら、髪全体をラップで覆い、このまま何分か放置します。置き時間は市販のブリーチの種類によって異なるので、説明書をよく読みましょう。
ブリーチ剤を流したら、ドライヤーでしっかり、根元まで髪を乾かします。次のステップのアッシュグレーが上手く入るように、念入りに乾かすことがコツです。
(2)アッシュグレーのヘアカラーを入れる
ブリーチした髪をよーく乾かした後、髪を何束かにブロッキングしましょう。大体6等分に分けるのが理想です。まず大きく2つにわけて、そのそれぞれを上、中、下の3つに分けます。
そうしたらいよいよ、自分で染めるアッシュグレーのカラーを乗せていきます。後でご紹介しますが、オススメのカラー剤の種類は泡タイプです。満遍なく泡が行き渡るよう、丁寧にぬって行きましょう。 ブロッキングした一つ一つに泡を塗りこむようにして染めれば、色ムラを最小限に抑えることができます。
自分で染めるときは、泡カラー剤を襟足から頭のてっぺんに向けて塗りこんでいくことがコツです。なぜなら、髪の毛先は温度が低いため、長くカラー剤に触れておかないと染まりにくいからです。 毛先から順に泡を行き渡らせて、髪の生え際は最後に残しておくようにしましょう。
(3)髪全体にラップを巻く
まんべんなくヘアカラー剤を塗れたら、説明書の表記どおりの時間、放置します。このとき、ラップを頭に巻くと発色が良くなります。
放置の間、ラップの上から髪を触ると温かく感じるはずです。これが髪が染まっていく証拠です。ヘアサロンで機械を使って髪を温めるのと同じように、自宅では、ラップで保温効果を高めるのです。
ヘアカラー剤は、規定時間よりも長く放置しないこと!
ヘアカラー剤は、長く放置するほどキレイなアッシュに仕上がるものではありません。なぜなら、ブリーチをした髪は大きなダメージを受けており、ヘアカラー剤が触れている時間が続くほど、髪はどんどん痛んでしまうからです。 ダメージレスなヘアスタイルを目指すには、説明書どおりの待ち時間をしっかり守ることが大切です。
(4)ヘアカラー剤を流し、トリートメント
置き時間が終わり、泡カラー剤を流したら、トリートメントで髪をケアしましょう。市販のカラー剤を選ぶときは、トリートメントが付属している種類かどうかよく確認しましょう。ヘアカラー剤に適したトリートメントならば、髪のダメージを最小限に抑えられるはずです。