◆虐待されて死ぬ子は…

これはのぶみ氏がInstagramで「赤ちゃんが泣く理由で一番多いのは、ママと一緒にいたいから」と発信していることからだ。一連の投稿は新生児科医によって「全部デマ」と否定されたが、対面で突然こう言われた母親は「自分のせいで泣いている」と心を痛め、さらに追い詰められていく。

絵本作家のぶみ202401
のぶみ氏は、Instagramなどで根拠のない育児情報を発信することもよく知られており、これもそのひとつである。

縄文時代に関しては陰謀論的な情報を、胎内記憶(たいないきおく※2)というジャンルでは「虐待されて死ぬ子は親の魂を成長させるために生まれてきた」「病気のマルを選ぶ子は、病気をもって生まれても大丈夫なママをえらぶそうだ」など。

(※2 もともとは「胎児が母親のおなかの中にいたときの記憶」のことだったが、最近では「魂が空の上にいたときの記憶」や「前世」「宇宙」といったスピリチュアル色濃厚な世界観の発信が目立つ。)