◆残念な作法④なんでもしっかり焼く

しっかり焼いたほうが、どんな部位もおいしいと思っていた私。ホルモンは正解でしたが……
しっかり焼いたほうが、どんな部位もおいしいと思っていた私。ホルモンは正解でしたが……
 次は、もっとも肝心な焼き方について。私は香ばしい焦げ目が両面につくくらい焼いていましたが、「それ、焼き過ぎです」と指摘していただきました。

 例えば薄切りの赤身肉。しっかり焼くことでパサついてしまうそうで、プロから見ればほとんどの人が焼き過ぎで、赤身のジューシーな柔らかさを堪能したい場合は、少しレア加減がオススメとのこと。

 もちろん焼き加減の好みには個人差があったり、ホルモンは中心までしっかり焼くべきとのことで、一概には言えませんが、肉が縮んでしまう仕組みは食べ比べによって理解することができました。

赤身肉はうっすらピンク色が残るくらいがオススメ。奥の焼き加減だとかたさを感じました
赤身肉はうっすらピンク色が残るくらいがオススメ。奥の焼き加減だとかたさを感じました