◆中華料理屋では嫌味で家族の注文を阻止

 また、近所の中華料理屋に行った時には「俺は、あんまりお腹空いてない」となぜか前置きし、スープのみ注文。夏樹さんたちがエビチリや回鍋肉を追加注文しようとすると、「よくそんなに食べられるね。俺は見てるだけで、お腹いっぱい」と言いつつ、財布をゴソゴソ。

 それが「もう頼むな」という合図のように見え、夏樹さんは不快な気持ちになりました。

「息子も察したのか、追加注文をやめ、『もうお腹いっぱいだから、家に帰ろう』と言いました。親として、子どもに気を使わせてしまったことが情けなかったです」

 さすがに、このままではいけないと思い、夏樹さんは恭一郎さんに外食時の態度を改めるように注意。しかし、恭一郎さんは素知らぬ顔で「俺は好きなものを頼むななんて、一言も言ってない。そんなに気になるんなら、外食自体、行かなければいい。誕生日だって、家で祝えば安上がりじゃないか」と激怒。

 これにより、なんとなく外食へ行きづらい雰囲気になってしまったといいます。もともと外食の頻度は多くありませんでしたが、この一件によって、さらに少なくなってしまいました。