◆800万円かけて登録できなかった修了証
こうしたずさんさに加え、雑貨として輸入しているはずのフラワーエッセンスを、国内のスクールやカフェで飲用に使っている認定講師も複数いるという。
「ハワイから送られてきたというだけで素晴らしいものだと錯覚してしまうのかもしれませんが、化粧品とも食品とも認可されていない手作りの雑貨を店や講座で飲用させるなんて、健康的にはもちろん法律上もアウトでしょう」
そうした惨状を確認し、最終的には認定講師の加入金や諸々の費用トータル800万円を「ドブに捨てた」とあきらめフェードアウト。スクールで「これがあれば米国のアロマ団体にセラピスト登録できる」と説明されていた修了証も、いざ申請をしてみたところ「レッスンの時間数が足りていない」と却下されたという。