1月7日、東京地検特捜部は安倍派所属の衆院議員・池田佳隆容疑者(57)=比例東海、当選4回=と、政策秘書の柿沼和宏容疑者(45)を、政治資金規正法違反(不記載・虚偽記載)容疑で逮捕したと朝日新聞Digitalが報じた。
安倍派崩壊が現実になった。
ただでさえ地盤が弱い岸田首相は、春までに崩壊または辞任するのではないかと見る声が永田町に多いようだ。
しかし、自民党の人材難は深刻で、岸田に代わる人間さえ見つからないようである。
そんな中で、いっそのこと女性を首相にしたらという声が出てきているようだ。しかし、ウルトラ保守の高市早苗では有権者の理解は得られない。そこで出てきたのが外務大臣の上川陽子という名前である。経歴も申し分なく、腹も座っているという評価もあるが、ジャーナリストの鮫島浩は現代誌上でこうバッサリ。
「私も上川さんは初当選から知っていますが、総理の器ではない。死刑のハンコを押したので、肝が据わっていると言われますが、ただ法務省の指示に従っただけ。本当は線が細いんです。だから流れで言えば、石破さんはよかったのですが、最近しゃべりすぎですね」
岸田の次を選ぶ座談会は迷走し、青山和弘は、野党連合で野田佳彦を総理したらいいといい出した。
それに鮫島も乗って、
「野田さんは信念である消費税増税さえ封印すれば説得力が出ます。『永田町対国民』の構図を作るなら、現職にこだわる必要はないと思います。元明石市長の泉房穂さんと橋下徹さんが組んで国政に進出するとか」
私にいわせればまるで話にならない。野田は無駄な解散を独断で強行して民主党を潰した“戦犯”ではないか。橋下に至っては論外である。
【こちらの記事も読まれています】