◆『君が心をくれたから』永野芽郁

そして、この冬一番筆者を感動させてくれた女優は永野芽郁でした。『君が心をくれたから』(フジテレビ系)で演じた主人公・雨(あめ)は、愛する人のために「心=五感」を捧げるという難しい役。しかも幼少期に母親から虐待を受けており自分に自信がもてないという、月9とは思えないヒロイン像です。

『君が心をくれたから』
画像:フジテレビ『君が心をくれたから』公式サイトより
その性格と「雨」という珍しい名前が相まって、高校で朝野太陽(山田裕貴)と出会うまで暗い学生生活を送ってきました。せっかく太陽と恋をして、自分の人生に前向きになれたのに、太陽が事故にあったことをきっかに今度は「五感を失う」運命に。