◆『不適切にもほどがある!』河合優実
同じく主人公の娘役を演じた『不適切にもほどがある!』(TBS系)の河合優実も、存在感がありました。1986年と2024年をタイムリープする体育教師・小川市郎(阿部サダヲ)の17歳の娘・純子をチャーミングに演じています。
2021年の映画『由宇子の天秤』では、塾講師の子どもを妊娠して苦悩する女子高生を演じた河合。若手らしからぬ熱演が評判を集め、数多くの新人賞を受賞しました。
その後映画を中心に演技に磨きをかけ、昨年放送の『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK総合)では主演を務めました。父を早くに亡くし、母は当然の車椅子生活、弟はダウン症という家族を持つ、複雑な主人公の心情をリアルに表現。こちらも話題を集めました。