「惚気る」のと「褒める」は違う?
「惚気る」ということは、恋人が素敵だという話をすることが中心ですが、ではそれは恋人を「褒める」こととは違うのでしょうか?その「惚気る」と「褒める」の違いについてここで解き明かしていきましょう。
惚気るのには、マウンティング感がある
惚気ることは捉え方によっては「自分は恋人を作ってこんなにも幸せな時間を味わっている」と自分の幸せを他人に自慢している、マウンティングをしていると見ることもできます。
もちろんマウンティング感があるかどうかは惚気る側の話し方、聞く側の捉え方どちらにも原因がありますが、マウントだと捉えられやすい一面があるのは事実だといえます。
口調や伝え方で印象はかなり変わる!
惚気がマウンティングのように思われないためには、口調や伝え方がとても重要で、これらに工夫を凝らすことで惚気により周囲をイライラさせてしまう要因を減らすことができます。
回りくどく言葉に出さず自慢話をするのではなくストレートに「こういうところが素敵だったんだ」と嬉しかった、幸せだと感じたことを言葉に出して素直に話すことなどが挙げられます。
惚気る人の心理とは
どうして惚気る人が現れるのか、その心理についても気になるところです。惚気話をするかどうかはその人次第。惚気る人の心理や惚気る理由についてをここでご紹介していきます。
自慢したい
自分の恋人の素敵なところを自慢したい、素敵な恋愛の経験ができたこと、恋人との嬉しい出来事があると、その嬉しかった・幸せだったエピソードを他人に話したいと思う人は多いです。
時には素敵な恋愛の経験ができたことを他人に自慢したいと思ってしまう場合も。その自慢したい気持ちを惚気話に乗せていることが、まず最初の心理だといえます。
優越感・特別感を味わいたい
惚気話をすることで、聞いてもらっている相手よりも自分が素敵な恋愛の体験をしている、特別な体験をしていることを知ってほしい、そしてその体験が自分だけのものだということを味わいたいと思って惚気る人も。
他人に話す、他人にそのエピソードを共有することで優越感や特別感はさらに強まります。その気持ちを味わうことによって時には良い気分に浸りたいというのも惚気る心理だといえます。
すごいと思われたい
惚気話をすることは自慢話をしたいと捉えることもでき、自慢話を平たく読み解くと「他人に自分がすごいと思われたい」と思ってする話だと捉えることができます。
そのように、すごいと思われたい、こんなにも素敵な恋愛の体験ができていると伝えたいという気持ちが隠れています。なかには「話すこと」そのものでその気持ちを解消している場合もあります。
幸せを共有したい
人に話をすることで、そのエピソードはもちろんエピソードによって感じられるその気持ちについても共有することができ、なかには大切な友達とその幸せな気持ちを共有したいと思って惚気話をする人も。
自分が優越感に浸りたい、マウントを取りたいというのではなく、友達のことが好きだから、話すことで友達と一緒に幸せな気持ちを一緒に味わいたいと思って話している場合もあります。
自分の恋愛に満足したい
話すことで恋人との時間や幸せな気持ちを再体験することができ、その体験に浸るために惚気る人もいます。惚気る人は「話すこと」そのもので満足感を満たしている場合もあります。
自分の恋愛に満足したい、自分はこんなにも素敵な恋愛をしているんだと実感するために惚気話を声に出して伝えたいということが、その心理として隠れています。
ロマンチストな一面がある
惚気る人はロマンチストだと捉えることもできます。恋愛で幸せに感じるかどうかは、素敵な恋人を見つけられるかどうかはもちろん恋愛をすること自体が好きかどうかも大きく関わってきます。
特に恋愛が好き、ロマンチックな恋愛に憧れている人の場合、その理想の恋愛に近い素敵なエピソードに人一倍幸せを感じて、他人に声に出して伝えたいほどにその気持ちに浸っている場合もあります。
無自覚の場合もある
ただ一方で、マウントを取りたい・幸せに浸りたいなど目的があって惚気る人だけではなく、ただ単純に無自覚で惚気る人もいます。
恋人といる時間が増えれば恋人とのエピソードも増えていき、友達への近況報告をする際にも恋人とのエピソードが登場することもしばしば。それが惚気話に捉えられる場合もあります。
彼氏のことが大好きすぎる
恋愛の幸福感や満足感に浸りたいことはもちろん、恋愛ではなく彼氏のことが大好きすぎてついつい惚気る人もいます。好きな人の話をしたいと思うのは当然のこと。
その延長線上として、大好きな彼氏の惚気話をすることも理由として挙げることができます。