今夏も毎日のように報道されていた、海や川での水難事故。警察庁が発表した「令和4年における水難の概況」によると、令和4年(2022年)の水難事故の発生は1,346件。水難者は1,640人で、そのうち約半数の727人が行方不明になったり、命を落としています。
水難事故の発生場所は海が49.9%と最も多いですが、“子どもの事故”に絞ると状況が変わります。同年の「中学生以下のこどもの水難の死者・行方不明者」での割合をみた場合、最多は「河川」で53.8%。次いで「海」と「用水路」がともに15.4%となります。
圧倒的に河川で起きることが多い、子どもの水難事故。実際に川で溺れる体験をした男性に話を聞しました。