10. 白骨温泉(長野)

松本市内から車で1時間ほどの、標高約1,400mの山の中に湧く温泉で、多くの戦国武将にも愛されたとされる秘湯です。周りの山々の豊かな自然と、乳白色のお湯、湯治場の風情を残す温泉宿が、情緒を誘います。

白骨温泉老舗旅館「泡の湯」の野天風呂

温泉街というよりは渓谷の中にぽつぽつとお宿が点在しているので、とくに秋には紅葉に囲まれているかのような圧巻の景色が広がります。湯けむりと紅葉のコントラストを楽しみながら、露天風呂で過ごせますよ。また、近くの竜神の滝や湯川渓谷付近からの眺める紅葉は特に素晴らしく、周辺を散策できるのもポイント!

さらにドライブで足を伸ばせば、上高地や乗鞍高原など長野を代表する紅葉スポットなどにも多く立ち寄れます。

11. 新穂高温泉(岐阜)

奥飛騨温泉郷の中でも、最奥地に当たる新穂高温泉。北アルプスが目の前にそびえ立つ雄大な自然の中にあり、アルプスに挑む登山家の玄関口にもなっています。

蒲田川沿いにある温泉宿には大きな露天風呂があり、湯につかりながら北アルプスに広がる紅葉の絶景を眺められるので、秋旅行にもぴったり。また人気の立ち寄り温泉「新穂高の湯」も、川沿いを彩る紅葉を眺めながら入浴できるおすすめスポットです。(冬季は閉鎖されるため入浴はできません)

絶景ポイントである北アルプス大橋を散策したり、新穂高ロープウェイで登りながら紅葉の絨毯を楽しんだりと、さまざまな角度から北アルプスの秋の景色を満喫できます。

12. 有馬温泉(兵庫)

群馬県の草津温泉、岐阜県の下呂温泉と並び、日本三名泉のひとつに数えられ、日本書紀にも登場する由緒ある温泉地です。レトロで風情のある温泉街にはお土産屋さんが並び、秋になると周辺が紅葉に包まれるので情緒たっぷり。

有馬温泉といえば濃いオレンジ色のように濁った金泉が有名で、公衆浴場「金の湯」で気軽に安く楽しめます。金の湯の外には、無料で金泉に浸かれる足湯もあります。

紅葉をもっと楽しみたい方は、2,500本ものカエデが真っ赤に染まった瑞宝寺公園を散策したり、六甲有馬ロープウェーを利用して空から錦絵を眺めるのもおすすめですよ。