○月○日、自動車メーカーの人事部門に勤めている社員Nさんは、人事考課について上司に報告をしていました。
そこで通訳者AはNG英語を聞いてしまったのです。

◆NG文◆ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
He is a very  aggressive  person.
(彼はとても積極的な人です。)
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+

実はaggressiveは「攻撃的な」や「侵略的な」という意味を含んでおり、文脈によっては誤解されてしまいますので、注意が必要です。
今回も、ただaggressive personと言われると「攻撃的で危険な人」というニュアンスに捉えられてしまいます。

◆オススメ英語◆‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
He is a very  proactive/assertive  person.
(彼はとても積極的な人です。)
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≪ポイント解説≫
人の性格や行動を「積極的」と表したい場合には以下のような表現が使えます。

・proactive: 率先した、前向き=人の「行動など」が積極的
例:She has been very proactive about the new project.
(彼女は新しいプロジェクトに関して積極的です。)

・assertive: 断言的な、言い張る=人の「主張・意見・態度など」が積極的
例:He was very assertive at the interview.
(彼は面接でとても積極的だった。)

※too assertiveやover-assertiveで「強引」というネガティブな意味になります。

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