ジブリの都市伝説「パンダコパンダ」

この作品の主人公であるミミ子ちゃんは実は宮崎駿監督が40年以上前にアニメ化したかった「長くつ下のピッピ」の主人公になるはずだった女の子が原案とされています。

結局そのアニメ化が断念されたために、パンダコパンダに引き継がれたのだそうです。さらにこのパンダコパンダからインスパイアされた作品がとなりのトトロです。

そのため、トトロで有名な描写が今作でも多く見受けられています。特にパパンダのお腹にコパンダとミミ子ちゃんがしがみつくシーンは、まさにトトロのシーンそのものです。

ジブリの都市伝説「平成狸合戦ぽんぽこ」

今作は、ユニークな狸のキャラクターたちが織りなすドタバタ劇のような物語の印象がありますが、実際のお話のモデルは戦後の日本であり、かなり皮肉の入った物語のようです。

表向きは人間による環境破壊から狸たちが森を守るが、結局人間に化けて共存するという内容ですが、それがまさに戦後の日本で、狸は「日本人」人間が「アメリカ人」合戦が「戦争」で森が「国」だとされています。

因みに個性豊かな狸たちは歴代の自民党幹部をモデルにされていると言われています。噂では、讃岐ハゲ狸は「大平元総理」阿波の金長狸は「三木元総理」団三郎が「田中角栄元総理」と言われています。

ジブリの都市伝説「借りぐらしのアリエッティ」

この物語の最大の謎は、アリエッティも翔もお互いの結末がわからないままエンディングを迎えるという点でしょう。何か明らかなイベントで終わればいいのですがそうではなかったのです。

これに対してある後日談が語られています。一つは「翔の死亡」です。これは作中にてアリエッティに「きっと死ぬだろう」と告白していることからなるものです。

もう一つは、借りぐらしをしていたアリエッティたちが害虫などの劣悪な環境の新居の屋根裏で、猫に待ち伏せされ連れ去られるか死亡するというものです。どちらにしてもバッドエンディングですね。

ジブリの都市伝説「おもひでぽろぽろ」

この物語は、ラストのシーンで誰もが「タエ子とトシオは結婚するんだ」という印象があったかと思われます。それはタエ子が東京に帰るはずが田舎へ引き返したからに他なりません。

ですが実は、元々タエ子が東京へ帰るシーンで終了するはずだったものを、鈴木敏夫プロデューサーが「何かサービスが欲しい」と提案し付け加えられたシーンだったそうです。

この事を宮崎駿監督に報告した際に、2人の今後を尋ねると、明確に「タエ子は絶対に帰ってこない!」と断言したことから、結婚ではなく、ただもう少しだけ一緒に居たかっただけ、ということのようです。

ジブリの都市伝説を知ったら作品を見返そう!

ここまで多くの都市伝説や裏設定、エピソードなどをご紹介してきましたが、実際にアニメをもう一度見返してみると納得できる部分も多いのが確かです。

中には裏付け証拠となるものがなく、噂止まりのものもありますがこうやって各エピソードを確認すると、今まで持っていた印象とは180度違うものも中にはあります。

明るいハッピーエンドだったと思っていた物語が実は怖い都市伝説が囁かれていたりもするので、このあと是非ジブリ作品を見直してみてください!