どんな対策をすれば良い?

電話対策の一つとして、留守番電話機能やナンバーディスプレイ機能のある電話に替えることが挙げられます。「非通知や知らない番号の電話には出ない」という約束をしておきましょう。

「使い慣れた電話機を替えたくない」という場合は、「自動通話録音装置」を設置することも効果的です。市販されており、電話機に後付けすることができます。電話がかかってきた時、相手に「この電話の通話内容は録音されています」というメッセージが流れるので、防犯にはもってこいです。

そして一番は、遠く離れていても、風通しの良い親子関係を普段から築いておくことです。「忙しくしているから電話すると申し訳ない」と思うと、些細な変化を見逃してしまいます。「うちの親は大丈夫」と思っていても、年を重ねると本人も気づかぬうちに認知能力や判断能力は低下していっていることもあります。親子での時間を大切にし、しっかりコミュニケーションを図っていきたいものですね。

文・冨士野喜子(ふじのFP事務所所属)

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