演出にかかる費用

挙式を盛り上げ忘れられないものにするためには、さまざまな演出が必要となってきます。それらの費用は一体いくらなのでしょう。「ゼクシィ結婚トレンド調査 2020 首都圏」によると首都圏におけるそれぞれの平均費用は以下のようになっています。

項目 費用
専門の司会者への依頼 7万8,000円
親へのギフト・花束贈呈 3万6,000円
映像を使った余興や演出 10万9,000円

感謝の気持ちを添えて親へ花束を贈呈することや、映像を使っての余興などは、披露宴を盛り上げるためには欠かせない演出と言えるでしょう。自分たちだけでなく、親や友人・知人の思い出にも残る挙式にしたい人は、こうした演出を検討してみてはいかがでしょうか。

結婚式でお金をかけるべきところはどこ?

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結婚式の予算が潤沢にある人ばかりではなく、限られている人も多くいます。そうした人は、お金をかけておくべきポイントと逆に抑えておくポイントの2つを理解しておくといいでしょう。そうすることで、予算を抑えることだけでなく、招待客の満足度を上げることにつながります。

では、まずどこにお金をかけておけば満足度が上がるか、そのポイントを解説します。

料理やドリンクなどおもてなし費用

料理やドリンクといったおもてなしの良し悪しは、ゲストの印象を左右するため、お金をかけておきたいポイントです。どんなに華やかな披露宴でも、出てくるメニューが貧相ではゲストへの心遣いが見えず、がっかりさせてしまうこともあります。

全部が豪華なメニューでなくとも、喜んでもらえそうな料理を入れておくのがベストです。事前に式場の試食会に参加するなど、自分がおいしいと感じる料理を選べるといいかもしれません。

ゲストへの感謝のしるし「引き出物」

お祝いしてくれたゲストへの感謝のしるしとして渡す引き出物も、おもてなしの1つです。選ぶ際のポイントは、使ってもらえそうなもの。ゲストそれぞれの好みに合わせたギフトを選べると、より喜んでもらえるのではないでしょうか。

思い切って費用を節約してもいいところはどこ?

(画像提供:pavelvozmischev/stock.adobe.com)

続いては、逆に思い切って節約してもいいところを解説します。

招待状やメニューなどペーパーアイテム

ゲストの人数分用意するとなると意外とお金がかかるのが、招待状やメニュー、席次表、席札といったペーパーアイテムです。節約のために自分たちで手作りする人も多いよう。手作りの時間が取れないなら、式場に依頼するよりも安い外注業者に依頼するのもいいでしょう。

DVDやアルバムは手作りもできる

結婚式の当日の様子を動画や写真で残しておきたいものですが、式場に依頼すると割高になってしまうこともあります。家族や友達に撮影やDVDの作成を依頼しておいたり、式場でデータだけもらいアルバムは外注したりすることで、節約することができるでしょう。

お花など会場の演出もシンプルに

披露宴を華やかにしてくれる装花ですが、生花にするとどうしても費用がかさんでしまいます。過ごす時間の少ない受付やロビーなど、細かな箇所の装花は最小限に抑えてもいいかもしれません。

会場装飾をシンプルにすると寂しい雰囲気になってしまうようであれば、生花の量を減らす代わりに、造花を混ぜる・リボンを加える・緑を増やすなどの工夫で、会場が寂しく見えないようにするといいでしょう。

お金をかけるポイントと節約するポイントを見極めて

せっかくなら全部こだわりたくなる結婚式ですが、“結婚式貧乏”に陥るのは避けたいところ。お金をかけるポイントと節約するポイントを見極めて、メリハリのある予算を立てることが大切です。お金をかけるべきポイントを押さえて、ゲストに喜んでもらえる結婚式を作りましょう。

提供・UpU

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