自尊心(自尊感情)が低い人の特徴8【メンタルが不安定】
楽しい、うれしいといったポジティブな感情よりは、辛い、悲しいといったネガティブな感情であることが多い自尊心の低い人は、メンタルが不安定になりやすいです。
常にネガティブな感情に支配されるのは、自分をコントロールする術をなくしてしまい、時に何かへの依存症や精神障害を引き起こすこともあります。
そこまで重篤な疾患に至らなかったとしても、自尊心が低い人は全身からどんよりと不健康なオーラを漂わせがちになります。
自信のなさを露呈しない意味で、見かけは強がってみせ、その矛盾に「情けない…」と自己嫌悪に陥り、さらに自尊心を傷つける人もいるのです。
自尊心(自尊感情)が低い人の特徴9【嫉妬心が強い】
自尊心が低い人は、周囲に評価された人や幸せそうな人がいると、「あの人に比べて、自分はなんて不幸なんだろう」と嫉妬の炎を燃やします。
しかし、深層心理では「自分もあんな風になりたい」といった憧れに似た感情もあります。そのため、思わず口から嫌味が出たり、嫌がらせをしたりして、「そんなつもりじゃないのに…!」と後に苦しむことになるのです。
自尊心(自尊感情)が低い原因1【過去の失敗を引きずっている】
生きている限り失敗は付き物とは言え、あまりにも大きな失敗だとトラウマになり、失敗することへの恐怖心が募ってしまいます。
そして常に安全ルートを歩こうとするのですが、それは自分が本当にしたいことではないため、深層心理では納得がいかず、どんどん自尊心が低くなっていきます。
結果、他者の決定によってしか行動できなくなり、自分で決断することの意味が見出せなくなるのです。
自尊心(自尊感情)が低い原因2【子供の頃の親との関係】
自尊心が低くなる原因として最も多いのが、子供の頃の親との関係にあると言われています。
自分が「したい!」と思ったことに対して、「そんなことより、こっちをしなさい!」と叱られたり、「こうするのが当然」とばかりに親の言うことに従わされていた子供は、自分の存在や意見に自信が持てなくなってきます。
大人になっても、自分にとって意味のない行動をさせられたり、仕事で自分の意見が通らなかったりといったことが度々あると、「自分の行動には意味も価値もない」と思ってしまい、自尊心が低くなってしまいます。
親に否定されたとしても、自分が納得できれば事態は変わっていたのでしょうが、幼い頃に植え付けられた親への服従心は、そうそう簡単に解けません。