自尊心(自尊感情)が低い人の特徴4【自分と同じ立場の人を好む】
自分を好きになれない自尊心が低い人は、当然ながら自分に自信がないものです。だからと言って、謙虚にへりくだってばかりかと言うと、決してそうではありません。
実は自尊心が低い人は嫉妬心が強く、他人の幸せを素直に喜ぶことができません。表面上は「そうなんだ~」と繕ってみせても、深層心理では嫉妬の炎が燃え上がっています。
自分と同じ立場の人であれば、心理的に安心を得られるのか、特にグループ行動を好む女性同士だと、同じ立場の女性たちで徒党を組んで、幸せな人の悪口を言うなんてザラです。
自信のなさから生まれる負の感情ほど、怖いものはないと言えます。
自尊心(自尊感情)が低い人の特徴5【他人と比較する】
自尊心が低い人は、「自分は自分、他人は他人」と割り切ることができません。仕事でも恋愛でも、常に自分と誰かを比べては、「あの人は比べて私は…」とネガティブな心理状態になっています。
常に他人と比較するのは、主体性がなく、自分の気持ちすら表現することができず、他者との境界線がなくなっているからです。
まず知るべきは、自分と他人を比べたところで誰が得するわけでもなく、まして自分の能力がアップするわけではないということ。
すべきことは、自分の能力や可能性を信じることです。自分を信じられないことほど、不幸なことはありません。
自尊心(自尊感情)が低い人の特徴6【人間関係がうまく築けない】
自尊心が低い人の自信のなさは、おどおどビクビクとした態度にも表れ、とてもじゃないけど魅力的とは言えません。
そんな態度では、恋愛でフラれるのは目に見えてるし、仕事でも「いっしょに働きたい」と思ってもらえません。そして、本人もそうした周囲の言動に敏感に反応し、ネガティブに物事をとらえる特徴があります。
そうすると、当然ながら人間関係を築くのが難しくなり、結果、仕事でもプライベートでも孤立しがちになります。
周囲の言動が価値観や考え方の違いから出てくるものと考えられれば、また違った世界が見えてくるのでしょうが…自分の世界に浸りがちな人には難しいのかもしれません。
自尊心(自尊感情)が低い人の特徴7【「どうせ」と考える】
自尊心が低い人の心理に渦巻いているのは、「どうせ」というネガティブな感情。たとえば仕事を任されると、「どうせ自分には無理」「どうせ失敗する」と真っ先に思うのです。
この考えグセは自尊心が低いことから生まれるもので、周囲は当の本人の能力を馬鹿にしているわけでも、見下しているわけでもありません。
恋愛でも同じく、「どうせ告白してもフラれる」と決めつけているので、最初からうまくいくはずがないのです。
チャンスをうまくつかむどころか、チャンスをつかむことを萎縮し、自らアクションを起こせないため、さらに望まない事態を増やすことになり、心理的負担が増すのです。